外国人風のヘアカラーの流行とともに、人気の高まっているのがダブルカラーです。
バレイヤージュとはフランス語でほうきで掃くという意味があり、カラーブラシで掃くように染めていくかなり高度なへカラー技術を伴います。
そして1度ブリーチなどでベースをグラデーションさせてから、上から色味を追加していくことが多いので、通常よりも鮮やかな色味を表現できるのが特徴でもあります。
とても人気の高いバレイヤージュカラーですが、勤めている会社の規定で明るいヘアカラーが出来ないという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
むしろバレイヤージュは染め方によっては、オフィスシーンでも自分らしさやオシャレさを出したいという方におすすめのヘアカラーです!
ただ、重要な事なので先にお伝えしますが、失敗すると白髪みたくなるので気を付けて下さい。
それでは、1つずつ確認していきましょう。
バレイヤージュ白髪みたいに
バレイヤージュはヘアカラー技術の中でも、特に難易度が高いヘアカラーです。
それを知らずに、自宅でのセルフカラーをこのバレイヤージュスタイルにしようとされる方も結構いらっしゃいます。
その結果バレイヤージュを失敗して、「どうにかして直してほしい!」と当サロンにくることもよくあります。
失敗したらどうなってしまうかは別の記事にまとめていますので、チェックして見て下さい。
バレイヤージュをセルフで染めてしまった場合は失敗の仕方にもよりますが、塗りムラがひどくなってしまったり白髪みたいになることもあるので、ここは要注意です。
特に、オフィスシーンでも問題のないバレイヤージュをしようと思うと、より繊細な塗り分け技術や、精密な薬剤選定が必要になってきます。
自宅でそこまでの高度な塗り分けは、ほぼ不可能といって間違いないでしょう。
そのため、バレイヤージュなどの塗り分けを必要とするヘアカラーは特に、セルフでは決して行なわずに信用できるサロンでやってもらう様にしましょう!
バレイヤージュ暗めで上品
オフィスシーンでも問題のないヘアカラーを楽しむために行うバレイヤージュは、一般的なバレイヤージュスタイルよりも、暗めで上品に仕上げなければなりません。
髪の毛の明るさに規定がある企業の、ほとんどでで採用されている髪色の基準は「8レベル」です。
バレイヤージュは仕上がりが自然なグラデーションになるヘアカラースタイルです。
会社規定に引っかからずに、出したい色味の幅を広げるには、グラデーションかラーのどの部分を8レベルにするか決める所から始まります。
8レベルに設定する場所を根元付近に設定すれば、そこからなだらかなグラデーションを作っていくので、全体のイメージは8レベルよりもくなります。
その分規定に引っかかってしまうリスクが多くなりますが、髪の毛をまとめたりする方であれば、毛先を隠すこともできるので明るめに仕上げることが出来ます。
8レベルに設定する場所を中間から毛先にした場合、根元は8レベルよりも暗く仕上がります。
その場合、規定に引っかかってしまうリスクは減らすことが出来ますが、全体のイメージは根元を8レベルに設定するよりも落ち着いていきます。
仕事の時に髪の毛をまとめるかどうかや、髪の毛の長さやカットスタイルによっても、どちらが都合がいいかは変わってきます。
少しでも明るくしたいなら、根元を8レベル~中間から毛先を10~12レベルくらいまでにすれば、ごくごく自然なグラデーションで上品なイメージに出来るでしょう。
バレイヤージュ 黒髪
先ほどのような8~12レベルくらいの4レベル差くらいなら、とても自然なグラデーションをつくることが出来ますが、根元を黒髪のままにする場合は仕上がりのイメージが変わってきます。
地毛の黒髪はアジア人であれば通常4~6レベルくらいの方が多いのですが、黒色から茶色への変化はコントラストが強く付きすぎてしまう危険性があります。
そのため、同じ4レベル差のグラデーションでも、毛先がとても明るく見えてしまうのです。
もちろん毛先は8レベルよりも明るくなってしまうので、会社規定で引っかかってしまう可能性があるので注意が必要です。
全体の仕上がりが暗めがいい場合でも、根元の色も多少茶色が分かるくらいにはトーンアップさせた方が、仕上がりはキレイでなじむでしょう。
バレイヤージュオフィスまとめ
バレイヤージュはオフィスシーンでもヘアカラーを楽しみたい方にとって、とても魅力的なヘアカラー方法です。
しかしその反面、かなり高い技術力を要するヘアカラー技法でもありますので、セルフカラーでチャレンジするのはやめておきましょう。
京極サロンには高い技術力を持ったアーティストが、細やかなカウンセリングを基に期待以上の仕上がりを提供しています。
興味のある方は、ぜひともお気軽にご相談くださいね!