ヘアカラーを行う方法は大きく分けて2つ、自宅でのセルフカラーか、サロンでヘアカラーをするかです。
セルフカラーのメリットとして、比較的安価でヘアカラーが出来るという点です。
中には美容室での会話が苦手だからという理由で、セルフカラーを選ばれる方もいらっしゃるそうですが、多くの方は手軽に自宅で安くヘアカラーが出来るという点で選ばれています。
そんな手軽でありがたいセルフカラーですが、美容師の目線から言うとオススメできない点がいくつもあります。
今回は、自分に合ったヘアカラーを再現するのに、セルフカラーがオススメできない7つの理由を解説していきます!
セルフヘアカラーはおすすめできない7つの理由
せっかくヘアカラーをするのであれば、自分に似合うキレイな色味にしたいですよね。
自分に似合うヘアカラーをするに当たって大切なポイントを抑えておきましょう。
自分の髪の毛を知ることが重要
まず一番大切なのは自分の髪の毛を良く知る事です。
何度も通っている美容室などであれば、あなたの髪質を深く理解して暮れている場合もありますが、始めていく美容室だとそうはいきません。
まずは失敗しないためにも自分の髪質を知っておく事が必要です。
やってみたいヘアカラーと似合うヘアカラーは別
これもよくやってしまう失敗の原因の1つなのですが、やってみたいとオーダーするヘアカラーが、実は似合わない色味という場合です。
例えばブルーベースの性質を持っている方が、イエローベースのヘアカラーをしてしまうと浮いて見えてしまったりします。
また、太くてしっかりとした髪の毛の場合、赤みが強い場合が多いので透明感のあるアッシュカラーが出しにくかったりします。
髪質によっては、簡単に再現できない色味も実際はあります。
自分に似合う、尚且つ再現が可能なヘアカラーを選ぶ必要があると言えます。
イメージを正確に伝えよう
続いては、カウンセリング時の注意点です。
頭の中でイメージできている、自分がやってみたいヘアカラーを、いかに美容師さんに正確に伝えられるかどうかというのが重要になってきます。
どれだけ技術力がある美容師さんでも、やってみたいヘアカラーのイメージの共有が出来ていないと、思ったような仕上がりには決してなりません。
明るさと鮮やかさを把握しよう
ヘアカラーの重要な要素として「明度」と「彩度」があります。
このあたりを良くわからないままオーダーしてしまうと、思っていたよりも暗かったり明るかったりしてしまう可能性があります。
褪色も視野に入れよう
せっかく手に入れたお気に入りのヘアカラーなので、褪色を防ぐカラーシャンプーやヘアケアが重要です。
ヘアケアを必ずしよう
褪色防止のためのヘアケアも必要ですが、ヘアカラー自体をキレイに見せるためにも、ヘアケアは非常に大切です。
せっかくキレイに染めたヘアカラーも、毛先がバサバサでツヤが無ければキレイには見えません。
上手な美容室を見つけよう
ここまでの注意点を見て「こんなにたくさんの注意点を気を付けなければいけないのか」と感じられた方は多いかと思います。
そこで大切になってくるのは「美容師の高いスキル」です。
ここまでの注意点をしっかりとクリアできる美容室が「ヘアカラーの上手な美容室」だと言えるでしょう。
セルフカラーで痛まないのは難しい
セルフカラーで使用する市販のカラー剤は、良く傷みやすいと言わるのを聞いたことがあるかと思います。
それはなぜかというと、市販のカラー剤に大きく足りないのはカウンセリングがないという点です。
そのため必要以上に強い薬剤を使用してしまうのと、自分で適切な塗布や放置時間を設定できないために、美容室で染めるよりも傷んでしまうのです。
セルフカラーをおすすめせずに美容室をすすめたい
結論として
- 髪の毛を傷ませたくない方
- 思い通りのヘアカラーを再現したい方
- 自分に似合うヘアカラーを見つけたい方
このような思いのある方は、セルフカラーではなく美容室でのヘアカラーを強くオススメします。
どんな些細な疑問でも、解決してからお店に行きたいですよね。
ぜひともお気軽にご相談くださいね!
- 株式会社kyogoku専務取締役
- 美容学校教員
- 美容ディーラー
- 美容メーカー勤務
- 接客の全国大会で全国2位
美容師として勤務ののち、美容専門学校にてヘアメイクの講師を務める。 その後美容代理店、全国チェーンの理美容室のSV、美容メーカーにて勤務。 現在はKYOGOKU PROFESSIONALを運営する株式会社kyogokuの専務取締役に就任。 KYOGOKUの運営する各サイトの管理、KYOGOKU商材の広報活動を統括。