バレイヤージュの歴史は思っているよりも意外と長く、フランスのスタイリストが1974年、いまから約半世紀前に発表したのがはじめです。
フランスが発祥の地であることから、バレイヤージュということば自体が、技術の様子を表現したフランス語で名づけられています。
その発表後に欧米を中心に広まり、アメリカで独自なアレンジが進んでいきました。
欧米人は地毛の色がもともと少し明るいブラウンカラーの方が多いので、普通に1カラーで染めるよりも、バレイヤージュカラーで染める割合が多く需要も高いのが特徴です。
この時期は透明感のある鮮やかなヘアカラーが求められ始めたり、イルミナカラーが流行し始めたりと、ヘアカラーのニーズが大きく変化していった時期ではないでしょうか。
その中でダブルカラーを得意とする京極琉が、アジア人でもきれいなシルバー系のダブルカラーで徐々に知名度を上げると同時に、バレイヤージュの技術も多くのサロンへと講習するようになりました。カットとカラーの世界大会で優勝し、世界一の美容師となった京極琉は、多くのメーカーやサロン、美容学校からオファーを受けて世界中でセミナーを行う様になりました。
年間100近くの講習会やセミナーを行なってきた京極琉が、日本における質の高いバレイヤージュの技術を広めた第1人者といっても決して過言ではないでしょう。
バレイヤージュの技術
バレイヤージュは、ヘアカラーブラシを使用して塗り分けていくへかカラー技法です。
バレイヤージュという言葉は、「ほうきで掃く」という意味があります。
その文字通りカラーブラシを掃くようにして、カラー剤やブリーチ剤を髪の毛のパネルに塗っていきます。
通常のヘアカラーが色味や明るさを変化させるだけなのに対して、バレイヤージュにはグラデーションの幅の設定やヘアカットに合せた塗り分けなど、トータルでヘアスタイルを作っていくことが出来る技術が必要になってきます。
そのため、ヘアカラー技法の中でもトップクラスに難易度が高い技術であることは間違いないでしょう。
そのためバレイヤージュカラーにチャレンジしたのは良いが、失敗されてしまったという話をよく聞くのではないでしょうか?
バレイヤージュ失敗
バレイヤージュとは、通常のヘアカラーとは施術内容も考え方も大きく異なってきます。
セルフカラーで行ってしまった方はもちろん、あまり経験のない美容師にお願いしてやってもらうと、ほとんどの確率で失敗してしまいます。
この画像は他店でバレイヤージュからーをオーダーした結果、ヘアダメージと塗りムラで大変なことになった方がご来店されたときの画像です。
色味の選定は、大きく間違っていないように見えます。
ただグラデーションがキレイに入っていなかったり、ベースのブリーチを行った場所と、そうでない場所の境目がはっきりとしてしまっているなどの失敗箇所が見受けられます。
また、髪の毛へのダメージケアなどが行き届いておらず、ぱさぱさになてしまっているのも残念なポイントです。
これくらいならまだましですが、もっとひどい状態でご来店されるお客様もたくさんいらっしゃいます。
その辺のお話は別でまとめてありますので、気になった方はぜひともチェックして見て下さいね!
ショート バレイヤージュ
バレイヤージュは、グラデーションを楽しむヘアカラーという認識が強く、
「ショートヘアではできませんか?」
という質問を良く伺います。
上の画像のような、根元からのグラデーションも十分に付ける事が出来ますので、安心してチャレンジしてみて下さいね!
ただ、ヘアカラー技術としては、通常のバレイヤージュ以上に難易度が上がるので、しっかりとした知識と技術を持った美容師さんにお願いするようにしましょう。
バレイヤージュ いくら
バレイヤージュの価格に関してはまずあまりオーダーされない、またはバレイヤージュが出来ないサロンは料金設定がそもそもない場合があります。
京極サロンの中でも価格に差が合ったりはしますが、salon ryuが発行しているバレイヤージュカラーのクーポンはトリートメント付で13000円です。
探したいお店にバレイヤージュカラーのメニューが合い場合は、ダブルカラーの金額+‘@くらいのイメージを持っておけば大体同じくらいになるはずです。
ただ、できればちゃんとメニュー化しているサロンを選ぶことをお勧めします。
バレイヤージュカラーとはまとめ
バレイヤージュカラーとは、髪の毛に柔らかさや透明感、動きを作り出すことが出来るとっても魅力的なメニューです。
世界でも最高峰の技術を体験したい場合は、ぜひとも京極サロンへご予約下さい。
1人1人に合ったヘアカラーを提案させて頂きますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいね!
- 株式会社kyogoku専務取締役
- 美容学校教員
- 美容ディーラー
- 美容メーカー勤務
- 接客の全国大会で全国2位
美容師として勤務ののち、美容専門学校にてヘアメイクの講師を務める。 その後美容代理店、全国チェーンの理美容室のSV、美容メーカーにて勤務。 現在はKYOGOKU PROFESSIONALを運営する株式会社kyogokuの専務取締役に就任。 KYOGOKUの運営する各サイトの管理、KYOGOKU商材の広報活動を統括。