インナーカラーを入れる場所と範囲をプロが解説!髪型別

今回の記事は美容師向けのマニアックな内容になりますが、今大人気のインナーカラーについて、髪型や仕上がり別の入れ方の解説を行っていきます。

京極サロンでは毎日たくさんのヘアカラーの施術を行っていますが、その中でも今オーダーが増えてきているのがこのインナーカラーです。

このインナーカラーを取り入れたヘアカラースタイルは、カットのスタイルや仕上がりの希望によって、インナーカラーを入れる場所や範囲が異なります。

ヘアカラーの薬剤選定もキーにはなってきますが、今回はインナーカラーを入れる範囲や場所に絞って解説します。

全てのパターンを一気に解説することは出来ませんが、レングス別の良くオーダーされるインナーカラーを、実際に京極サロンで施術したスタイルでどの場所や範囲に入れていくのかを解説して行きます!

目次

インナーカラーを入れる場所と範囲

まずインナーカラーを入れる場所と範囲を決める際に必要なのは、ベースのカットスタイルと、インナーカラーが見える幅を正確に理解する事です。

ここを理解しないまま、感覚だけでインナーカラーを入れようとすると、かなりの確率でイメージと違った仕上がりとなります。

レイヤーがまったく入っていない場合のカットスタイルの場合は、いくらインナーカラーの範囲を多めに取っても、上から髪の毛がかぶさってほとんど見えません。

逆にハイレイヤーのスタイルの場合は、上からほとんど髪の毛が被らないので、そもそもインナーカラーには向いていません。

また、髪の毛のセニングをどれだけセニングするかによっても、インナーカラーの透けるニュアンスにも変化が起こります。

このようにインナーカラーをデザインするには、インナーカラーの場所や範囲を考えるだけではなく、ヘアカットから考えなくてはいけません。

おすすめのインナーカラーはこの3色

全体には挑戦しにくい色味でも、インナーカラーでなら取り入れやすいのでとても人気です。

では早速おすすめのカラーを3色ご紹介します!
→「Kyogoku Professional」

ラベンダーシルバー

おすすめのインナーカラーはこの3色

ラベンダーシルバーは、黒髪にもブリーチをした明るめの髪にも合います。

可愛くなり過ぎないので、年齢や男女問わず人気の色味です。

可愛らしくも、シックにも仕上げることができるので、初めての方は挑戦しやすい色味の1つです。

ルビー

おすすめのインナーカラーはこの3色 ルビー

2021年のトレンドカラーでもあるピンクは特に若い女性に人気です。

可愛くなりすぎる印象があった色味ですが、くすませた色味や明るさを落としたダークレッドなどのカラーが広まり、大人の女性のお客様も増えました。

ロイヤルブルー

おすすめのインナーカラーはこの3色 ロイヤルブルー

ロイヤルブルーは彩度が高く、発色がキレイです。

そして、褪色過程も楽しむことができると好評です。

ブリーチで明るくした髪色のお客様が多いです。

他にも、ダークシルバーやミルクティーベージュのインナーカラーも人気です。

仕事中は目立たないようにしたいなど、美容師の技術でお客様のニーズに合わせて仕上げることができます。

会社ではインナーカラーを隠したい方などは、明度や彩度の高い色味よりも少しくすませた色味や、暗めで全体に馴染みやすい色味がトレンドです。

インナーカラーのよくある質問

美容室でよく質問される内容をまとめてみます。

参考になればうれしいです。

「インナーカラーはブリーチをした方がいい?」

→現在の色味と、入れたい色味にもよりますが、基本はブリーチをしてカラーを入れた方がキレイに色味が入ります。

「つぎに全体を染めたときはムラになる?」

→ブリーチをして全体を1度リセットすればムラにはなりにくいですが、色味を入れるだけで全体を染める場合は、退職時にムラになりやすいです。

「インナーカラーの色持ちを良くする方法は?」

→カラーシャンプーやカラーバター、カラートリートメントで色味を入れてあげる方法があります。

カラーをしたその日から、褪色は始まってしまいます。

カラーバターは自分で入れたい色味の調合ができ、1週間に1回くらいのペースでインナーカラー部分を染めてあげると色味は保ちやすいです。

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インナーカラーはもう古い?
と気にされるお客様も多いですが、インナーカラーも進化しています。

いれる範囲や入れる場所、一色ではなくカラフルにしたりグラデーションなど多様化しています。

韓国風インナーカラーにしてくださいという注文を受けることもあるので、インナーカラーが古いなんてことはありません

インナーカラーはこんな方におすすめ

インナーカラーは髪の毛に動きを持たせることで表に出やすくなります。

コテで髪の毛を巻いたり、毛先を遊ばせた時に色味が出るのでオシャレ感が一気にアップします。

  • 髪の毛を巻いたり動きを持たせるスタイルの方
  • 全体は勇気があるけど、色味を入れてみたい方
  • 髪の表面にダメージを与えたくない方

普段は髪の毛を束ねたりおろすと隠すこともできるので、会社勤めの方でも取り入れることができます。

インナーカラーをするには、トップが短くレザーが入っているヘアスタイルの方には、インナーカラーは難しいので、トップに長さとある程度のボリュームが必要です。

ロングヘアのインナーカラーを入れる場所と範囲

ロングヘアのインナーカラーを入れる場所と範囲

ロングヘアのインナーカラーの入れる場所と範囲は、レイヤーの入り具合と毛先がどれくらいすいているかで見える幅が決まってきます。

画像のスタイルは耳下くらいからインナーカラーが見えるように設計していますが、実際にはもっと上の位置で、目の高さから下の範囲に入れています。

そしてレイヤーは少ししか入っていませんが、その分トップの量感を調整し、すき間からインナーカラーが見えるように作りこんでいます。

このスタイルの場合は、ベースとインナーカラーの部分の両方が明度が高く、トーンアップはブロッキングなしでも大丈夫です。

すき間から見え始める位置はインナーカラーを入れる範囲で調整し、裾のインナーカラーが出る場所はレイヤーの高さで調整するようにしましょう。

そうすることで、イメージ通りのインナーカラーの仕上がりに近づけていくことが出来ます。

先にカラーをすべて済ませてから、セニングやスライドカットなどで透け感の調整をするのもありです。

ボブのインナーカラーを入れる場所と範囲

ボブのインナーカラーを入れる場所と範囲

ボブヘアは基本的にレイヤーをあまり高くは入れないので、裾から少し覗くのと、すき間から透ける感じで魅せて行くことになります。

画像のカットスタイルはほぼレイヤーなしの、重め前下がりボブです。

そのため、数センチ程度のインナーカラーを入れていってもあまり目立ちません。

そこで今回はインナーカラーというよりも、表面のかぶさってくる1~2パネル程度の場所を違う色で覆うようにしています。

その範囲に入れてやっと、画像くらいのインナーカラーの覗き具合になります。

良くやってしまう失敗が、インナーカラーはベースのカラーよりも染める範囲が小さいのが当たり前という固定概念が、正確な判断を邪魔してしまうパターンです。

「レイヤーやセニングが少ない」と、「インナーカラーの場所と範囲を多くとらないと見えない」という事が分かると思います。

明度差が画像よりももっと大きい場合はもう少し表面のかぶさってくる量を増やしても良いでしょう。

ショートのインナーカラーを入れる場所と範囲

ショートのインナーカラーを入れる場所と範囲

ショートヘアでのインナーカラーは通常のやり方があまり通用しません。

画像の仕上がりは、トップから2~3パネル分の場所と範囲をブリーチし、オンカラーしています。

それ以外の場所はあえて黒髪のままで、トップのヘアカラーを際立たせるように仕上げています。

ショートの場合はカットスタイルのレイヤーが少ない部分に、ポイントでアクセントカラーを入れていく方法も良く使用します。

画像のスタイルよりもレングスが短くなってくると、インナーカラーというよりはツートーンカラーのような仕上がりになります。

お客様からの要望をヒアリングする際は、スタイル写真などを見せてもらって、イメージの共有を行いましょう。

ミディアムのインナーカラーを入れる場所と範囲

ミディアムのインナーカラーを入れる場所と範囲

画像のスタイルは耳下の場所に狭い目の範囲だけインナーカラーを入れた、いわゆるイヤリングカラーになっています。

イヤリングカラーは、ブリーチを入れる範囲を最小限に出来るので、髪の毛への負担を減らすことが出来るので人気が高まってきています。

上の画像のスタイルの場合、インナーカラーを入れた場所は下の画像の範囲くらいです。

ミディアムのインナーカラーを入れる場所と範囲

これだけ少しの部分でも、ウルフカットスタイルであれば画像の範囲くらいでも、インナーカラーがしっかりと強調されたデザインに仕上げることが出来ます。

ミディアムの長さはカットスタイルによって、入れる場所や範囲を細かく計算する必要があります。

カットの展開図をイメージして、上からかぶってくる髪の毛がどこに落ちてくるのかを考えながら、ブロッキングを行うようにしましょう。

インナーカラーを入れる場所と範囲(番外編)

ここからはメンズの場合によく行われるインナーカラーと、セルフでも失敗しにくいインナーカラーを入れる場所と範囲を解説していきます。

メンズのインナーカラーを入れる場所と範囲

メンズのインナーカラーを入れる場所と範囲

メンズのショートからミディアムで、よくみるカットラインは画像のようなスタイルではないでしょうか?

これくらいのレイヤー具合であれば、カットの展開図をイメージしなくてもかなり感覚的に入れていくことが可能になってきます。

画像のスタイルは、こめかみの部分から耳上を通り、ネープ幅5cm程度の範囲にインナーカラーを入れています。

このスタイルはホワイトカラーをベースとしていますが、黒髪で作ってもかっこいいヘアカラーになると思います。

セルフのインナーカラーを入れる場所と範囲

セルフのインナーカラーを入れる場所と範囲

セルフカラーで失敗しにくい、インナーカラーを入れる場所と範囲は画像のような耳上からほぼ水平につないだ場所にインナーカラーを入れていくスタイルです。

セルフのインナーカラーを入れる場所と範囲

インナーカラーとベースのカラーのつなぎ目が見えにくいので、多少塗ムラが合っても分かりにくくなります。

ただ、2回目以降のインナーカラーは徐々に根元が伸びてくるので、どこかでプロの手で整えてもらう必要が出てくるでしょう。

一番いいのはインナーカラーを1回目はサロンで入れてもらい、色味が抜けてきたらからシャンプーやカラートリートメントで色味を追加する方法です。

3~4か月くらいをめどにサロンで直してもらうという方法が、セルフインナーカラーを失敗しない方法ではないでしょうか?

インナーカラーを入れる場所と範囲まとめ

インナーカラーを入れる場所や範囲は、レングスやカットスタイルと、仕上がりの希望によって大きく変わります。

慣れてくるとブロッキングと仕上がりのイメージが繋がってきますが、最初はなかなかイメージしづらい、意外と奥の深いヘアカラー技術です。

ヘアカラーの技術ではありますが、ヘアカットと密接に関わっているので、インナーカラーを繰り返し行っていくとヘアカットの理論も深く理解できるようになっていきます。

まずはインナーカラーが入ったスタイルの画像をたくさん見て、どのような範囲や場所にインナーカラーが入っているかを考える癖を付けましょう。

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