美容室を運営していくために必要とされている管理美容師の資格。
1人で経営している美容室では不要ですが、美容室で働いていたり美容室を経営し始めると必要になってくる資格です。
とはいえこの管理美容師の試験や条件についてあまり知らないという方も意外に多いのではないでしょうか?
美容師として何かスキルを身に付けたい方や、管理美容師について知りたい方は参考にしてみてくださいね!
管理美容師 廃止が決定?
管理美容師は、衛生管理に必要な資格として有名です。一時期は2010年に事業仕分けによって廃止される予定でしたが、今までどおり美容室開業に必要な資格になっています。
管理美容師が行う管理業務は下記の内容がメインです。
- 適切に換気できている
- タオルを使いまわしていない
- 必要な明るさの照明が使われている
- 従業員同士の健康管理ができている など
無くなる資格を考える
1度は必要がないとされ、なくなる予定となった管理美容師資格ですが、なぜそうなったのでしょうか?
平たく言えば、管理美容師の精度は現代ではほぼ意味がないからだと考えています。
もちろん、日本の法律上、2名以上の美容室では管理美容師の免許を持った社員をおく事が義務付けられています。
しかし、現場で働いている美容師が普段、管理美容師として何か管理していたりするかというと、特に何もしません。
管理美容師の資格も、3年以上の実務経験があれば、講習に参加すれば簡単に取得できます。
管理美容師よりも必要なスキル
美容師に必要なスキルは、非常に多岐にわたります。
美容室の運営に必要な管理美容師よりも、自分がなりたい美容師に対して必要なスキルを身に付けたいですよね?
そこで、管理美容師よりも、身に付けておきたいスキルや検定などをいくつか紹介していきます。
①色に関する知識
美容専門学校でヘアカラーの授業は、どの専門学校でもあまり時間を割いていないのが現実です。
それは、国家試験にヘアカラーの項目がほとんどなく実技は就職後に働きながら身に付けていくのがほとんどです。
さらに学ぶ先輩やサロンのクセや、使用している薬剤の性質に依存してしまうので、誤った知識や偏った知識を身に付けてしまう可能性があります。
今美容師の国家試験の試験内容の見直しが提言され、今後ヘアカラーに関する授業や試験内容を盛り込むことが示唆されていますが、まだ少し先の話になるかと思います。
それくらい需要が多く、美容師に必須のスキルであるヘアカラーの色選定に色彩に関する知識は非常に重要になってきます。
色彩が学べる検定
- 色彩検定
- カラーコーディネーター検定
- パーソナルカラリスト検定
②SNSやネット関連の知識
個人で発信する時代で自分で集客する事ができる反面、みんながやり始めているため、確かな知識をもって運用しなければ満足のいくような効果が得られません。
サロンに務めている美容師さんでも、これから独立を勧化が得ているのであれば特に身に付けておきたいスキルです。
最新の美容情報などを収集するのにも役に立ったりするので、身に付けておいて損はないでしょう。
③最新の美容技術
お客様からのニーズを把握することが大切なので、最新の流行や技術には常にアンテナを張っておきましょう。
一時的な流行であれば、すぐにブームは去っていきますが、高彩度カラーや髪質改善などのように流行がスタンダードに切り替わるものもあります。
美容師は職人としての技術職の側面が強いと思われがちですが、常にスキルや情報を更新していく必要のある、少し特殊な職業です。
最新の技術や流行を逐一チェックする事を癖付けるようにしましょう!
新しい時代に生き残るためには
これからの新しい時代に、美容師として生き残っていくためには、美容師としてのスキルを高めていく事が必須です。
また、美容師やサロン同士の横のつながりなども非常に重要になっていきます。
国家試験対策~最新の美容技術までを常に更新しており、練習した成果を提出してアドバイスが貰える仕組みがあります。
また、美容師に必要なSNSやネットスキルなども学ぶことが出来、KYOGOKUサロングループで全国の美容師と繋がることも可能です。
無料の体験入学の案内も定期的に行っていますので、興味のある方はぜひとも1度参加してみてくださいね!