ミルクティーベージュとは、名前の通りミルクティーのような、柔らかい質感と透明感のある髪色が特徴です。
とはいえ、ミルクティーベージュの明確な基準はありません。
赤みの少ない柔らかで透明感のあるベージュ系カラーをミルクティーカラーと表現している場合が多いです。
今回は、幅広い世代から人気の高いミルクティーカラーの作り方を、各メーカーのカラー剤で染める場合の色見本やレシピを解説していきます!
さらに可愛く見せたい場合の方法や、短い髪の毛に似合わせる場合の方法なども解説していきます。
ミルクティーカラーに興味があった方は参考にしてみてくださいね。
ミルクティー色見本
ではまず、KYOGOKUのYOUTUBEで過去にミルクティーカラーについてアップした動画あがありますので確認してみましょう!
↓ミルクティーカラーの作り方↓
ミルクティーカラーをする場合に大切なのは、ベースのブリーチでムラを作らないという事です。
ミルクティーカラーを作っていく時は、染料の量が濃くならないように気を付けて染めていきます。
ですので、ブリーチ作業には細心の注意を払って色ムラが出ないように、スピーディーかつ繊細に行いましょう。
そしてベースが整ったらオンカラーをしていきますが、使用したのはKYOGOKU IROMEヘアカラーです。
動画で使用したカラー剤は
- IROMEシルバー100g
- IROMEチタンシルバー10g
- IROMEアメジストシルバー5g
上記の3つのカラー剤です。
IROMEカラーにはレベルの表記がありません。
染料の発色レベルに対して、髪の色を明るくするアルカリレベルを少なく抑えているので、髪の毛に負担が無く染めることが出来る仕様になっています。
そのためレベルの表記が出来ないのですが、ダブルカラーなどのベースをさらにリフトアップする必要が無い場合に、とても活躍してくれるカラー剤に仕上がっています!
さらに、動画の場合は仕上げにKYOGOKUカラーシャンプーPP(ピンクパープル)を使用しました。
顔の血色を良く見せられるように、ほんのりとですがピンク感が出るように調整しました。
ほんのりと色味を調整するのはかなり高い技術が必要なので、このようなカラーシャンプーは、サロンの現場でもかなり活躍してくれます。
オルディーブアディクシー ミルクティー レシピ
では続いては、ミルボンから出ているオルディーブというカラー剤シリーズを使用した場合のカラーレシピを考えてみましょう。
ブリーチ後のベースが、先ほどの動画と同じだと仮定した場合でですが、7グレーパール:8フレンチモーブアッシュを1:1で調合すると、ある程度ミルクティー系のカラーへと仕上がるのではないでしょうか?
ただしオルディーブのアディクシーのラインはアッシュ感が強めなので、ブリーチ後の髪の毛にオレンジっぽさがあまりない場合は、くすみ過ぎてしまう危険性があります。
そうすることで、アッシュに傾きすぎずにミルクティー感を出すことが出来ます。
ナシードカラー ミルクティーレシピ
では続いては、今や日本一カラー剤の出荷量が多いナプラというメーカーのカラー剤を使用した場合も考えてみます。
ナプラのナシードカラーのナチュラルN-10:とバイオレットVi-10を 5:1程度で調合して染めてみましょう。
ブラウンっぽさを少し残したい場合は10レベルではなく、8レベルのカラー剤を使用するともう少し落ち着いた色味に仕上がります。
ミルクティーベージュかわいい
ミルクティーカラーにもう少しかわいい印象を追加したい場合におすすめなのが、ピンク感をプラスする方法です。
ミルクティーの色味とピンクの相性は非常に良く、一気に可愛い雰囲気を出すことが可能です。
カラーの際に追加してもらうことも可能ですし、後から追加する場合はKYOGOKUカラーシャンプーPP(ピンクパープル)を使用してみましょう。
少しづづピンクを追加していく事が出来るので、ピンクが強く入りすぎてしまったという心配もありません。
ミルクティーベージュ ベリーショート
ミルクティーベージュをベリーショートで入れる場合は、肌とのコントラストに注意しましょう。
ハイトーンすぎると顔色が暗く見えやすいので、肌色を白く見せたい場合はある程度ブラウンをのこした配色にしましょう。
ミルクティーベージュ色落ち過程
ブリーチ施術を伴う、ダブルカラーでミルクティーベージュを入れた場合、特に何もしなければ1~2週間でベージュ~イエローベージュへと変化していきます。
ピンク感を出したい場合はKYOGOKUカラーシャンプーPP(ピンクパープル)を、少しくすませたい場合はKYOGOKUカラーシャンプーBP(ブルーパープル)を使用しましょう。
自宅でも簡単に褪色していく染料を補給することが可能なので、長く髪色をキープすることが可能になります。