ノンジアミンカラー剤おすすめメーカーは?市販から美容室まで

ノンジアミンカラー剤おすすめメーカーは?市販から美容室まで

カラー剤を使用して染める前に「パッチテスト」という、腕の内側にカラー剤を薄めたものを塗って反応を見るテストがあるのをご存じでしょうか?

このテストでは、カラー剤に含まれる「ジアミン」という成分にアレルギーがないかどうかを主に検査しています。

ジアミンという成分はカラー剤の染料の一種で、幅広い色味を作る上で必須となるので、ほとんどの2剤式のからー剤に含まれています。

しかし中にはこのジアミンにアレルギーがあり、軽度の場合は少しヒリヒリする程度で済みますが、重度のアレルギーの方の場合はひどくただれてしまうようなケースもあります。

その件数は、消費者庁の最新のデータで年間200件程度の報告があるそうです。

重症になるケースは割合としては少ないですが、アレルギーで起こるため、いつでも誰でも発症する可能性はあります。

では、ジアミンに対してアレルギーがある方は、毛染めが出来ないのかというと、そうではありません。

カラー剤の中にはジアミンが配合されていない「ノンジアミン」のカラー剤があります。

通常の2剤式のヘアカラーにはほとんどのものにジアミンが配合されていますが、直接染料という染料を使用しているタイプのカラー剤には、ジアミンが配合されていないので安心して使用できます。

一般的に良く使用されるノンジアミンのカラー剤は

  • 塩基性カラー
  • ヘアマニキュア
  • カラーシャンプー
  • カラートリートメント
  • ヘナカラー(ジアミンが配合されている物も多い)

これらが一般的です。

目次

ノンジアミンカラードラッグストア

ノンジアミンカラードラッグストア

ノンジアミンのヘアカラー剤をドラッグストアで購入する場合、品揃えとしてあるのは白髪染め用のカラートリートメントです。

いつもトリートメントの代わりに使用することで、白髪が少しずつ染まっていくカラー剤です。

ジアミンが含まれていないのでアレルギーの心配はなく、トリートメントを行いながら染められるため、頭皮や髪に負担なく染めることが出来ます。

ただし、染められるのは暗い色がほとんどで、髪の毛自体を明るくする力はありません。

そのため、髪色を変えて楽しむという事は出来ません。

ノンジアミンカラー美容院

ノンジアミンカラー美容院

ノンジアミンカラーを美容院で行う場合は、選択の幅が一気に広がります。

冒頭で解説した様々な種類のカラー剤を、仕上がりの希望や頭皮の状況によって使い分けることができるからです。

ノンジアミンカラーおしゃれ染め

ノンジアミンのカラー剤で髪色をおしゃれ染めしたい場合、髪の毛を一度トーンアップさせなければいけません。

ブリーチ効果のある薬剤ではアレルギーによるダメージはありませんが、頭皮が敏感な方にとっては刺激が強いため、頭皮に刺激があって荒れてしまう場合があります。

例えば通常のブリーチ剤よりも刺激の少ないライトナーという役割のアルカリカラーがあります。

KYOGOKUのIROMEカラーにも「ソフトクリスタル」という種類のカラー剤がそれにあたります。

ノンジアミンカラーおしゃれ染めブリーチ剤よりも刺激の少ないライトナーという役割のアルカリカラー
KYOGOKU IROME ソフトクリスタル

ブリーチ剤よりも刺激が少ない処方となっていますが、頭皮が荒れることが不安な方は、ギリギリ頭皮につかないように染めるゼロテクニックというカラー技法があります。

コームの先にカラー剤を付けて、根元のギリギリのところから染めるので、頭皮にはつかないけれど、パッと見た感じでは根元から塗られているように見えます。

頭皮にはとても優しい染め方ですが高い技術が必要な為、出来る美容院と出来ない美容院がありますので、やってほしい場合は事前にできるかどうかの確認をしておきましょう。

ベースの髪色の明るさを整えることが出来れば、塩基性カラーやヘアマニキュアなどを使用してノンジアミンでも幅の広いヘアカラーが出来るようになります。

ノンジアミンカラー色見本

ノンジアミンのカラーの色ってどんな色があるのかと調べた方も多いと思いますが、カラー剤の種類が多岐にわたるので、調べても良くわからなかった方も多いのではないでしょうか?

  • 塩基性カラー

発色の良い高彩度のものが多い。

頭皮についても、比較的取れやすい。

  • ヘアマニキュア

塩基性カラーと同様高彩度の物や、白髪染めとして使用できるものがある。
頭皮に付くと取れなくなってしまう。

  • カラーシャンプー

カラー剤の褪色を抑えたりなど、補助的な役割が多い。

  • カラートリートメント

白髪染めを対象にした暗い色のものが多い。

  • ヘナカラー(ジアミンが配合されている物も多い)

天然の植物から生成されたカラー剤。

しかし、天然のヘナで染められる色はオレンジや黄色っぽいものだけで、それ以外のブラウン系のものはジアミンなどの化学染料が配合されています。

各カラー剤でこのような違いがあります。

ノンジアミンカラーamazonでも買える

ノンジアミンのカラー剤はAmazonでも購入が可能です。

オシャレ染めの場合はある程度のテクニックが必要となりますので、セルフカラーを行う場合は、白髪染めを目的とした場合に限定しておきましょう。

白髪染めを失敗が少なく染めるには、ヘアカラートリートメントがおすすめです。

ノンジアミンカラーamazonでも買える

出典:Amazon

例えばこのHI-STEPというカラーシャンプーであれば、美容成分がたくさん配合されていて、3回の使用である程度白髪がカバー出来るようになっています。

もちろんノンジアミンなので、気になった方はAmazonで「ノンジアミン カラートリートメント」と調べてみてくださいね。

ノンジアミンカラー口コミ

先ほどのカラートリートメントに書いてあった口コミをいくつか確認してみましょう。

口コミ①

量はたっぷりと使うことがおすすめですが、良い感じに染まります。

週に2回、乾いた髪に使ったり、お風呂にのんびり浸かりながら染めています。

少し、記載されてる時間よりも長くしていますが、無臭なのと痒くならにので本当に嬉しいです。

しっかり根元が真っ白になるのですが、コロナのせいで怖くて美容院に行けないため

試しに購入しましたが、リピします。

口コミ②

コロナの影響で美容院に行けず、自宅で簡単に使えるものを探していました。何日か続けて使うと少しずつ白髪が目立たなくなりました。ただし、くっきり染まるわけではないので、白髪の量が多い方や、伸びている状態だとやはり白髪は目立ちます。

比較的肯定的な意見が多かったですが、染まりに関しては個人差があるというようです。

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